突然ですが尾籠な話をします。

15歳のときようやく自分には未来永劫羽なんて生えてこないのだと知った

夏目漱石のこころを読んだ感想がこれだった ぜんぜんそんな話じゃないんだけど

それまでは比喩じゃなくいつか鳥になれるとおもっていたみたいで

いい年していつか鳥になれるとおもっていたことにも絶対鳥になれないことにも衝撃をうけてしばらく寝込んだ

全身の細胞ひとつひとつにニンゲンって書かれてるのかと思うとなんか嫌だよねって言ってもだれにも共感されないこんな宇宙

死んでもしっかり骨にニンゲンってきざまれてるなんてちょっと恥辱的じゃないですか?

たまにというか一日に一回はじぶんは人間じゃないんじゃないかとかかんがえはじめてちょっとふるえながら鏡みると目があるし耳があるし鼻があるし手も足もあるしちゃんと5本ずつゆびがはえてるしあれっわりとふつうに人間じゃんって感じられて妙に落ち着く

美醜とかそのレベルまでたどりつけないんだけど、とりあえず人間じゃんっておもえる程度の造形に安堵する

たまに泣くくらいの不快さを孕むんですが なんでこんなことになっているのかよくわからない

ほんとに(脳みそ)だいじょうぶなの?とおもうけど 鏡みるとだいじょうぶな気になれます。

人間やめたいっておもうこともありますけど基本は人間のかたちを保てていることにほっとします。

結局なにが言いたいのかというと、ノーパンでおもらしという奇行に及んだ自分を恥じて軽くおdしました パンツって大切なんですね