本当に酷い夢をみた。

御都合主義のごった煮で、ひとつひとつがわたしを追い詰めしあわせにしようとする小道具で、浅ましくて、眩しくて

それなのに、もう、すべてが憎たらしいくらい、だった。

どうしようもないって思わせてくれ、なんて

甘言は吐いてくれないのか。

優しいくせに、本当に意地の悪い演出だった。